1年間戦うのか1年半戦うのか

1年戦うのか1年半戦うのか

おそらくプロスポーツでは休息もトレーニングと考えると大きく変わってくる問題かと思われる。

近年のヴィッセルを例に

ヴィッセル神戸の加入選手を見てみると

2019年シーズン開幕時にビジャや山口蛍、西大伍などが加入した。

しかし去年のイニエスタや今年のフェルマーレンなどはシーズン途中の夏に加入となっている。

この半年のずれはなんなのだろうか

まずFIFA(国際サッカー連盟)が定めたルールによると移籍は年に2回決められた期間にしか行われない。

※FIFA(国際サッカー連盟)が定める移籍期間は年に2回有るので、例外的にシーズン途中で移籍金を払っての移籍はもちろんあります。

 

春秋制と秋春制

2つの違い。

ヨーロッパの主要リーグは秋に開幕して春に終了し、夏がオフシーズンとなる秋春制である。

それに対して日本やアジア、北欧、北米に南米は春に開幕して秋に終わる春秋制となる。

すなわち半年のずれがあるわけで、この半年がいろいろと議論を呼ぶこととなる。

例えばイニエスタは前所属のバルサでスペインリーグを戦い、リーグ戦が終了した春に契約が満了となった。そのままスペイン代表でのワールドカップに出場。

そこから日本のヴィッセル神戸に移籍となるのだがJリーグの夏はシーズン真っ最中。

すなわちシーズン途中からの加入となる。

 

一方ビジャの所属してたアメリカのリーグは日本と同じ春秋制のためシーズンを戦い終えて契約満了。

オフシーズンを過ごしてからヴィッセル神戸に合流してもJリーグの開幕前となる。

 

移籍事情

同じ制度からの移籍であれば

シーズン開幕前に合流してキャンプから戦術を身につけチームメイトとの交流がある方が活躍しやすいメリットがあります。

またシーズンを1年終えたあとにしっかりオフを取れるので心身ともにリフレッシュして疲労が残りにくくなってます

逆に違う制度からの移籍だとトータル1年半を続けて戦うことになるため怪我のリスクが高まります。

 

Jリーグも

春秋制のJリーグでもヨーロッパ主要リーグにあわせて秋春制にする議論はでたのだが現在の所は却下となっている。

また2022年開催のカタールワールドカップは真夏が酷暑のため11月〜12月の開催を予定されている。

そのためヨーロッパが逆に春秋制の導入を検討しているといった流れもきている。

それぞれの開幕時期によるリーグ内でのメリットデメリットはまた別の機会に・・・

 

ほな

コメント

  1. […] ヨーロッパに合わせた開幕で移籍などではメリットもありますが次のワールドカップが夏開催ではなくなる可能性もあるので今するべきではないですね。 […]

タイトルとURLをコピーしました